2013年8月9日金曜日

そうる

最近の僕が歌っている映像をみた方が「  チャンキーさんからソウルスクリームを感じた。すごいシンガーだ。」とお褒めの言葉を頂戴し、とてもうれしく感じました。

30代の10年間はまさに歌手でした。毎週のようにライブをしていた頃がありました。歌うというよりも叫んでいたようにも思います。ライブ後はもう魂が抜けてしまって倒れるように眠りました。「  おやかたさま!」と絶叫する歌を唄った夜にはなにかに取り憑かれていたのか?でもぼくじゃなく、横にいるいぬんこが金縛りにあっていたこともあります。

犬んこはその頃の歌うぼくをみて、燃やしちゃいけないとこまで燃やしていた、、と話します。ステージでは自分を制御できない、燃やすしか術がありませんでした。でもぼくが好きなシンガーも、とくにライブではやっぱり声の中にさけびを感じる人です。過剰になにかがあふれてくる人です。そういう歌にぼくは励まされてきたのです。

あの頃よりはずいぶんと自分をコントロールできるようにはなりましたが、なんせライブという場ではなにがおこるのか予想できません。ハプニングがおこればたちまち心の中は嵐になります。でも、そういう時にこそ奥に眠っていた何かが立ち上がるのです。

さて、今週末10日の夕市では「  西荻案内音頭  」の初披露となります。だれかに頼まれたわけでなく作りましたが、この度、西荻在住の音楽家が集まってくれて演奏できることになりました。さらに踊り付きです。ここ数年のぼくは音頭を歌うことが多くなりました。それなりに唄えるようになった気もします。音頭ですからみなで輪になって踊れたらいいなあと思います。午後6時より西荻北のチキンライス「ムーハン」前のなかよし小路で歌いますので、みなさん遊びにきてくださいね。

どんなライブになるやら、今から楽しみです。

今日の一枚