2012年10月16日火曜日

空き地


用意された場所で遊ぶよりも、用意されていなかった場所から遊ぶことが好きです。遊園地で遊ぶよりも、空き地で遊ぶことが好きなのでしょう。その方が単純に燃えてしまうし、あとから思うと、空き地での方が実は用意されていたのかもと思うことが、うれしいのです


ここは果てかなと思い、そこにある扉を開けたら先にまた新し広大な世界が僕を待っていた、、そんなことを感じる日々です。不思議ですが、その新しい世界で出会う人や事は、過去に出会った人や事にどこか相通じるように思えます。

過去に経験したことで得た知恵が今活かされてきています。昔、難しくて解くのに時間がかかった問題も、今では時間がかからなくなりました。または、選ぶことにもそない時間を必要としないし、そうして素早く選んだものが正しいように思えます。

いろんなことをやってきたことが良かったのでしょう。一つのことを追求することもそれは素晴らしいことですが、ぼくはいろいろと経験することが合っていたのです。おかげで違うジャンルの人たちとも知りあえますし、そこで楽しめることができます。

似顔絵をうまくなるコツはとにかくいろんな顔を観察し、比較することです。一人の顔を描くよりも、何人かを同時に比較しながら描く方が断然似ます。ぼくはその数が非常に多いから、似顔絵がうまいのです。芸を磨くことは、目を養うことで、目を養うことは比較できるだけの情報を頭の引き出しにストックできることだと思います。

ただの空き地を選ぶのではないのです。ここは!と思う空き地を選ぶのです。そうして選んだ空き地であれば、絶対にいつかおもしろいことがぼくを待っています。見た目には空き地だからこそ、おもしろいことがむこうから転がってくるのです。