2012年8月23日木曜日

青空を突き抜けて。


3週間ほど前に発売されたいぬんこ画伯の「おかめ列車 」第二弾。
まさかのシリーズ化となり、あわてたのはいぬんこ本人ですが、さて今回の話はどうするか?
どこに行くのか?迷ったあげくのおかめちゃん 嫁にいくとなったのです。

今年になってから青空亭は各地のイベントに参加することが多くなり、そんななかでも3月にポポタムで開催した「おかめ列車祭り」を頂点に、いぬんこに求められているのは「目出度い感」だということを身をもって知ったのです。

この目出度い感を存分に出すことを今回の絵本のテーマに決め、そりゃ目出度いのなら結婚式はぴったしで、これなら1作目以上のインパクトを読者に与えれるはずだと、いぬんこは絵の製作を進めました。

絵本の世界でどれだけ目出度い感が表現できるか?そこに挑戦したのですが、それだけいぬんこは数少ない目出度い感をだせる絵師だと思います。そこはかなりの力を要するもので、全力を出し切ったいぬんこは毎度のことながら、出来上がった作品を直視できないようです。

その右手は異様なものを掴みます。あるときは自分の意思すらも言うことを聞かないその右手は、青空を突き抜け向こうの世界まで伸びて、とんでもないものを持ち帰ってくるのです。でも、突き抜けた先にはまた新しい世界があって、この旅はまだまだ続きそうです。

どうぞ「おかめ列車 嫁に行く」をご覧くださいね。